学校生活・行事

１２月１８日（火）に２学期終業式を行いました。
校長は講話の中で、「自らを律する力」について話をしました。

校長は、今年度、様々な人とお会いする中で、宗中・宗高の『校風』について質問されることが多く、そんなとき、宗中・宗高生の気質について「素直さ」「一生懸命さ」「優しさ」「周りへの心配り」「学年を越えたつながり」などに加え、多くの場面で「自律した子どもが多いですよ」と自身の感想を述べてこられたそうです。

校長は、「多くの生徒が、駅など公共の場所であっても、態度がいつもと変わることなく堂々としていて、明るく挨拶をしてくれること。それが、普段から自らを律して行動できている証だと思う」とお話しされました。

そして、「自分を律することは、簡単なことではないが、それを可能にしてくれるのは仲間の存在だ。体育祭では、一人ひとりが高い意識を持ち、自らを律して、懸命に取り組んだことが、仲間同士、ライバル同士で互いに高め合うことにつながり、すばらしい体育祭が実現できた。」と振り返りました。

最後に「この貴重な体験は、日常の学校生活においても自分のあるべき姿や、進路実現を目指す場面に生かしてこそ、真に価値あるものになる。」「宗中・宗高生は、自らを律し、互いに高め合う気質を、先輩から後輩へと引き継いでいく校風として、さらに根付かせていくべきだと思う。みなさんだったら、それができると確信している」と生徒を激励しました。