4月10日(水)、対面式の後に離任式を行いました。 今回は中学・高校合わせて11人の先生が本校を去られました。 新しい場所でお忙しくされていらっしゃる中、離任式には2名の先生が来てくださいました。
前高校教頭のI先生は、松下電器産業の創業者である松下幸之助氏の短文集から様々な学びを得たことに触れ、「自分の進む道に迷いが出たとき、何かに縋りたくなったとき、本を読んだり、色々な人に相談してほしい」「人から言われたことや、読んだ本から、何かに気づく。気づくことも能力。何に気づくかによって、その人の生き方も変わってくる。」と生徒たちに投げかけ、「みなさんも大いに悩んで、迷って、そして笑って、すてきな感性と最後まで諦めない強靱な心を身につけて欲しい」と激励しました。
次に、保健体育科のM先生は、校歌についてお話をしてくださいました。 「校歌の1番は、1500の学友と共に、学問の真理を求め、社会の理想を追求する本校の教育の目標を高らかに歌っています。 2番は、新しい時代の文化を担う若者の青春の誇りと喜びを表している。 3番は、「玄海の灘」の彼方に、「百折不撓の意気高らかに」、日本の「行途」を先導する宗高生の「使命」を讃えている。 校歌に込められた想いを、是非君たちにも、受け継いでもらいたい。校歌を歌うときは、たくさんの先輩方が受け継いできた校訓と校歌をかみしめて、胸を張って歌って欲しい。」と生徒たちに伝えました。
離任式は、宗中・宗高での最後の授業です。先生方からの最後のメッセージをしっかりと受け止めていました。
異動されたM先生に駆け寄る生徒たち
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