8月24日(木)、中学校、高等学校ともに2学期が始まりました。
校長は始業式式辞で、九州国立博物館で行われている「世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョン人が見た世界~」について話をしました。この展示ではラスコー洞窟の全貌を紹介するとともに、高精度で再現した実物大の洞窟壁画が展示されています。
この展示を見て「なぜ、わざわざランプを持って、はしごを持ち込んで洞窟に描いたのだろう」と感じ、そして、クロマニョン人たちの「描きたい」という情熱・情念に驚いたそうです。さらに、もしかすると描くために『はしご』を作ったのかもしれない、と思ったそうです。
「自分が得たいもの、自分がやりたいこと、それに向かって『はしご』を考えついた。みなさんも自分の人生で手に入れたいものがあると思う。たどり着きたいところがあると思う。そのために、自分自身の『はしご』を作り、それによじ登ってたどり着きたいところへ、そして手に入れたいものを手に入れて欲しい」と生徒を激励しました。
2学期は体育祭などの大きな学校行事もあり、生徒が最も成長するときです。勉強だけでなく、学校生活全体をとおして様々なことを学んでいく宗中生・宗高生を今後ともどうぞよろしくお願いします。 |